独立するにあたって私が一番困った事は、相談する人がいなかったり、経験談を聞けなかったことです。
「あの時話を聞ける人がいたら…」
「教えてくれる人がいたらどう変わっていたんだろう…」
これはずっと心の中に残っています。
世に出回っているマーケティングやブランディングの方法ではなく、もっと現場にいる人の声を聞きたい。
もっと現実的な事が知りたい。
そう思っていました。
「こういうことがあった」
「こうしたら喜んでもらえた」
「これはしない方がいい」
現場にいるからこそ経験出来たことをベースに、私が持っているものを出来る限りお伝えしていきたいと思っています。
独立するために必要な事
皆さんは、自分のサロンをどんなサロンにしたいですか?
「誰に来てほしいのか」
「何のためにあるサロンなのか」
「どうしたいのか」
特に個人サロンは、この部分がはっきりしていないと安定したサロン運営は出来ません。
個人サロンで大切なこと
独立し個人サロンを運営していくうえで一番大切な事は、サロンコンセプトになります。
POINT
様々な情報が入ってきやすい現代だからこそ、サロンコンセプトをしっかり持ち、軸がぶれない運営が必要になります。
個人サロンは、サロンの優先順位を上げ、息の長いサロンにしていく事が大切になります。
そのためにはどうしたら良いのか?
当サロンのワークショップには、その秘訣が詰まっています。
まずは、当サロンのワークショップでお伝えしているマーケティングの内容の一部をご紹介していきます。
集客のやり方
サロンを開くにあたって、一番に不安になるのは集客ではないでしょうか?
集客はサロン運営をするうえで重要にはなりますが、最も慎重に考える部分でもあります。
どの集客方法を選ぶかによってお客様の層も変わり、やり方によってはサロンの色をも変えていきます。
ワークショップでは、それぞれの集客のやり方の特徴をお話したのち、ご自身に合う集客方法が導き出せるようにお伝えしていきます。
予約媒体を利用した集客
予約媒体というと、どんな会社を思い浮かべますか?
予約媒体
お店の広告お客様に紹介してくれる予約サイトの事をいいます。
美容サロンでは、個人で利用できるものから企業などの福利厚生用の予約媒体まで、様々な会社があります。
さすがにここで会社名を出す事は避けますが…
恐らく皆さんが思い浮かべる予約媒体の大体は利用してきています。
ですので、経験を踏まえてお伝えしていきます。
予約媒体によって、色が付いていることはご存じでしょうか?
予約媒体を利用する時に一番大切な事は、サロンコンセプトに合っているかです。
予約媒体には、それぞれ一般的なイメージが付いています。
「A社は良くCMで見る」
「美容サロンの予約ならB社だよね」
「C社って高いイメージ」
※予約媒体の一般的な印象とサロンコンセプトとの間に違いが出ていると、サロンの印象と自分が目指しているサロンの形とで相違が出てきてしまいます。
一般的なマーケティングの方法として、「集客を広げた後にブランド価値を高めていく」というやり方があります。
ですが、一度ついた印象は、簡単に変えることは出来ません。
そのため、予約媒体は慎重に選ぶことをおすすめします。
予約媒体によって、お客様の年齢層や求められる価格帯、予約の入り方の傾向などが変わってきます。
地域によって予約が入りやすい、入りにくいなども変わってきますし、媒体自体へのお支払い方法も異なります。
POINT
一時お得なクーポンなどで集客できたとしても、それは息の長いサロンには繋がりません。
予約媒体の導入を考えている場合は、それぞれの予約媒体の傾向を知り、自分のサロンのコンセプトに合っているかを見極める必要があります。
ワークショップでは、それぞれの媒体の特徴や気を付けることなどをお伝えしています。
SNSの利用
Instagram、TikTokにTwitter、Facebookなど、今やSNSを利用するのが当たり前ともいえるこの時代…
SNSを利用するうえで大切なのは「何の目的で利用するか」になります。
当サロンのSNSは、ホームページのような扱いを目的としているので、サロンの雰囲気を崩さないことを意識しています。
フォロワーを増やしたいなら、フォロワーを増やすためのやり方。
サロンの色を出したいなら、サロンのコンセプトや雰囲気を壊さないやり方。
情報発信なら、情報がわかりやすい投稿の仕方。
というように、目的をはっきりさせて投稿することが大切になります。
POINT
利用するSNSの特色や傾向を理解することが大切です。
例として、Instagramでのお話をしていきます。
Instagramで大切な事は、Instagramからどのジャンルのアカウントなのか認知されることです。
美容系の中でもネイルなのかエステなのか、ヨガなのかピラティスなのか…
Instagramからジャンルが認知されることで、同じジャンルの方のおすすめに出やすくなります。
TikTokが流行したことに合わせ、リール投稿が重要視されるようになったり、フォローしていても"いいね"を押さないと投稿が流れて来ないなど、日々傾向が変わっていくのがInstagramの特徴です。
POINT
Instagramの傾向を把握し、他の方がどのように投稿しているのかを知るのも重要になります。
他の方の投稿を参考にする際のポイントをいくつかお伝えします。
インスタグラマーの投稿の仕方を把握する
- 毎日必ず同じ時間に投稿する
- 同じ写真の画角違いを投稿する
- 他のアカウントに拡散してもらいフォロワーを増やす
芸能人の方の投稿を見る
フィード、リール、インスタライブなど、その時々で芸能人の方の発信が偏っているのはご存じですか?
POINT
芸能人の方が力を入れているコンテンツ=Instagramが推していきたいコンテンツになります。
Instagramが推していきたいコンテンツの投稿を頻繁にすることで、Instagramから認知されやすくおすすめにも出やすくなります。
ワークショップでは、目的に合わせたSNSの使い方についてお伝えしていきます。
チラシによる集客
オープンするサロンの周囲〇mまでチラシをポスティング…なんて考えていませんか?
もちろん「ここにサロンがオープンしますよ」とご挨拶を兼ねてするのなら良いのですが、集客目的で考えているのなら、チラシを誰に渡すかが最も重要になります。
因みに、お店の雰囲気に合わせたチラシや、チラシにお得な情報を載せるなど、工夫したチラシを作るのは大前提のお話になります。
ターゲット層はどこにいるのか?
チラシを渡したい人がいる場所に行くことが最大の近道になります。
優先順位の高いお店とは?
私がサロンを運営するうえで心掛けていることは「お客様にとって優先順位の高いサロン」にすることです。
この優先順位の高いサロンというのは、キャンセルが起きない、予約が入りやすくなることに直結します。
何よりお客様の満足度が高いことの表れになります。
時々、SNS上でとても気になる文章を見ることがあります。
「無断キャンセルが〇件あったため…」
「キャンセルがありましたのでご案内可能です」
この文章、何が気になると思いますか?
もう少し細かくお話すると…
A店「本日キャンセルが出たため、〇〇:〇〇からご案内可能になりました」
B店「本日満席の予定でしたが、急遽〇〇:〇〇から一名様のみご案内可能になりました」
この二つの文章、どちらのお店に行ってみたいと思いますか?
A店に比べてB店は、使う言葉の選び方によって「取れないはずだった予約が取れる」という印象に映りませんか?
キャンセルされるということは、そのお客様にとってお店の優先順位が低い事を示しています。
それを自分で発信するということは、自分のお店は優先順位が低い、あるいは、キャンセルしても大丈夫なお店と言ってしまっていることになります。
POINT
マイナスな言葉は、意外と記憶に残ってしまいます。
言われた側が意識していなくても、「キャンセル」という文字がお店の印象として潜在的に残る可能性が高くなります。
空き情報を伝える時も同じです。
「○○時から空きがあります。」よりも、「○○時まで満席です。」の方が与える印象が良くなります。
決して嘘を付くわけではなく、言い方を変える。
そうすることで、ネガティブな印象はなくなります。
もちろん、無断キャンセルなどの注意喚起として、使わざるを得ない時もあるかとは思います。
ですが、お客間が直接見るものに対して、ネガティブな言葉を使う必要はないかなと思っています。
一つ一つの言葉の選び方もマーケティングの一つになります。
キャンセルをされにくいお店造り、優先順位の高いお店造りは、自分の行動次第になります。
当サロンがお伝えするワークショップの内容は、自然と優先順位が高くなるようになっています。
その秘訣を惜しみなくお伝えします。
最後に…
個人サロンにいらっしゃるお客様は、大手サロンのお客様と目的が違います。
お客様の目的を瞬時に判断し快適なご提案をする事が、お客様の安心感と満足度に繋がります。
そのために、サロン運営の本質とお客様がサロンに抱く感情について理解するための講習内容になっています。
美容サロンの独立をしようと考えている方、将来独立出来ればいいなと考えている方にこそ受けていただきたい内容になっています。
この機会に是非ご参加ください。
当サロンでは、毎月ワークショップを開催しています。
個人レッスンでの実技講習も行っていますので、下記ボタンよりお問い合わせください。
相談する人がいなかったり、経験談を聞けなかったことなどの経験から、同じような目標を持った方とも触れ合えるよう、少人数制のワークショップを開催しています。
この機会に是非ご参加ください。
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